おしゃれな家 設備

おしゃれな家を建てたい!外観デザインのポイントを実例を交えて紹介

住宅の外観はまさに「家の顔」。外観デザインで家の第一印象が決まりますので、家を建てるときにどういう外観にするのかはとても重要です。

そうは言っても、おしゃれな外観デザインにするためにはどうしたら良いのでしょうか?たとえば、おしゃれにしたいからと言って、こだわりを詰め込みすぎると逆にゴテゴテした外観になってしまったり、外観のカラーもあまり奇抜すぎるとおしゃれとはかけ離れた家になってしまいます。

本記事では、まず、さまざまなタイプのおしゃれな外観の実例をご紹介し、後半ではおしゃれな外観にするためのポイントや注意点を解説します。ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

おしゃれな家の外観事例

おしゃれな家の外観デザインは、モダンなものからカフェテイストのものまで、実にさまざまなタイプがあります。これまでの施工事例から、デザインのタイプ別に実例を紹介しますので、まずは自分好みのテイストを見つけてみてください。

  • モダンな家のおしゃれな外観
  • 大人気な平屋のおしゃれな外観
  • シンプルでおしゃれな外観
  • 北欧風のおしゃれな外観
  • カントリー風のおしゃれな外観
  • カフェ風のおしゃれな外観

モダンな家のおしゃれな外観

施工事例1:高級感あふれる上品でモダンな家

外観事例写真

外壁はベルアートとタイルで仕上げてあります。全体的に白を基調にすることで明るい印象になり、上品でおしゃれなイメージになります。

また、道路から視線をさえぎるようにタイル壁をデザインすることで、プライベートを保ちつつスタイリッシュな外観になっています。外構に植栽でアクセントを加えることで、さらにおしゃれ度がアップしています。

内装などの写真は「高級感あふれる上品でモダンな家」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

施工事例2:クールさとぬくもりを感じるモダンな家

施工事例2写真

片流れ屋根で外壁がブラックガルバで仕上げてあります。カッコいいクールな外観デザインのお家です。

黒が基調でスタイリッシュなベースに、木張りでおしゃれにアクセントを加え、クールななかに木のぬくもりも感じます。

内装などの写真は「クールさとぬくもりを感じるモダンな家」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

大人気な平屋のおしゃれな外観

施工事例1:超解放感のある平屋のお家

施工事例3写真

白を基調とした明るく洗練された、おしゃれな平屋住宅です。玄関のドアは木調でおしゃれさを演出。平屋ならではの解放感を存分に感じられる造りになっています。

内装も吹抜けに大きな窓があり、光の屈折で明るい空間を演出しています。リビングとつながるウットデッキでは、休日にゆっくりくつろいだり、広いお庭にお友達を招いてBBQもできます。

内装などの写真は「超解放感のある平屋のお家」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

施工事例2:広いお庭とウットデッキがある平屋

施工事例4写真

上から見たらT字の平屋になっていて、正面から見ると三角屋根のフォルムがかわいらしさを演出しています

4つ並んだ小窓がおしゃれなアクセントになっています。 日当たりのいい広々としたお庭とウッドデッキでは、アウトドアを楽しめ、お庭と駐車場からアクセスしやすい位置にアウトドア用品の収納部屋もあります。ウッドデッキからはLDKにつながる動線で豊かな暮らしができるデザイン設計です。

内装などの写真は「広いお庭とウットデッキがある平屋」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

シンプルでおしゃれな外観

施工事例1:生活感を出さないシックなお家

施工事例5写真

ハコ×シロ×クロをコンセプトに正面からの見え方にこだわった、シンプルでスタイリッシュなお家です。

生活感を感じさせないように、自転車や車のタイヤなどを置くスペースは正面からは見えないように設計されています。 また、エントランスはお客様の導線と家族の導線を分けてあり、生活感を見せないこだわりが細部までつまっています。

内装のベースも外観の雰囲気に合わせてシックにコーディネートされいて、シンプルな空間に鉄骨階段やデザイナーズ家具でアクセントを加え、暮らしに彩りをあたえています。

内装などの写真は「生活感を出さないシックなお家」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

施工事例2:素材にこだわったハコガタ外観

施工事例6写真

超シンプルなハコガタ外観が目をひくお家です。 素材にこだわり、外壁はホワイトの塗り壁で仕上げてあります。

正面の外観からは想像がつきませんが、実は、洗面→パントリー→キッチンへとダイレクトにつながっていて、家事動線にこだわったコの字の間取りになっています。 素材×家事動線で暮らしを最大級に楽しめる素敵なお家です。

内装などの写真は「素材にこだわったハコガタ外観」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

北欧風のおしゃれな外観

施工事例1:かわいいプロヴァンスな外観

施工事例7外観

北欧風テイストのかわいい外観のお家です。ホワイトを基調にし、三角屋根や上下横にかわいく並べた窓、ウッド調の玄関やバルコニーがアクセントになり、おしゃれさを演出しています

レトロなポストがワンポイントになり、アクセントをプラスしてくれています。 内装はスキップフロアと吹き抜けで、家族と程よい距離のある、心地いい空間を演出しています。

内装などの写真は「かわいいプロヴァンスな外観」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

施工事例2:高台に建つ青いガルバのお家

施工事例8写真

外観のベースは珍しい青いガルバで仕上げてあります。青いガルバで全体的にはシンプルでシックなイメージですが、三角屋根のかわいいフォルムと、そのフォルムに合わせた木張りのエントランスが北欧風なテイストを演出しています。

また、玄関へつづく階段やアプローチがアクセントとなり、かわいさとおしゃれ度をアップしています。

内装などの写真は「高台に建つ青いガルバのお家」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

カントリー風のおしゃれな外観

施工事例1:三角屋根のナチュラルなお家

施工事例9写真

外壁は白のガルバメインで仕上げた、三角屋根のかわいいナチュラルなお家です。

エントランス周りは木張りで、ナチュラルでぬくもりのある雰囲気をかもしだしています。 また、イエローのレトロなポストがワンポイントになっています。 内装などの写真は「三角屋根のナチュラルなお家」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

施工事例2:ナチュラルテイストな外観

施工事例10写真

三角屋根にホワイトの外壁と木張りで仕上げたナチュラルテイストなお家です。

三角屋根のフォルムに合わせて配置された窓がおしゃれに映えています。 エントランス周りや駐車スペースとの境に植えられた植栽がさらにナチュラルさを演出してくれています。

内装などの写真は「ナチュラルテイストな外観」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

カフェ風のおしゃれな外観

施工事例1:西海岸風のクールなガレージハウス

施工事例11写真

西海岸をイメージしたヤシの木があるガレージハウスです。

外観も内装も、まるで海沿いのカフェに訪れたようなオシャレでカッコいい雰囲気になっています。 夜は間接照明でヤシの木や植栽がライトアップされ、昼間とはまた違った世界観を演出してくれます。素材・質にこだわった「カッコいい」がたくさん詰まったクールなガレージハウスです。

内装などの写真は「西海岸風のクールなガレージハウス」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

施工事例2:南国リゾートのホテルライクなお家

施工事例12写真

コンセプトはリゾート×ホテル。外壁はホワイトのベルアートと天然の無垢材で仕上げてあり、南国リゾートのカフェやホテルに訪れたようなラグジュアリーな雰囲気のあるお家です。

全体的にホワイトを基調としており、平屋ならではの開放的な広々とした間取りになっています。「広い」「明るい」「快適」な暮らしやすい平屋で、LDKから中庭に直結しているので、中と外で一緒にアウトドアも楽しめます

こちらは、Youtubeからルームツアーが確認できます。合わせてご覧ください。

南国リゾートのホテルライクなお家」のルームツアー動画

内装などの写真は「南国リゾートのホテルライクなお家」でご覧いただけますので、合わせてご覧ください。

おしゃれな外観にするポイント3つを紹介

おしゃれでセンスのいい外観にするためには、デザインや色使い、全体のバランスを考えることが重要になります。外観のデザインにこだわりたいときは、外壁の素材や色、窓や屋根の形、玄関ドア、エクステリアなどをポイントにして考えると良いでしょう。

コンセプトを決めてデザインする

まずは、どんな家にしたいのか、全体のコンセプトを決めましょう。外壁の色や素材、屋根の形や窓の位置など、先に細かいデザインにこだわり出すと収拾がつかなくなってしまいます

生活動線にこだわった家にするのか、アウトドアなど趣味を楽しめる家にするのか、コンセプトによってデザインや間取りも大きく変わってきます。

どんな家にしたいのか、まだイメージが固まっていないかたは、おしゃれな外観の事例などを見て、自分の好きなテイストやデザインを見つけてみるところから始めることをおすすめします。

統一感のあるテイストとカラーにする

施工事例13画像

「ちょうどいい」余白のある家

コンセプトが決まったら、全体のデザインを決めていきますが、おしゃれなデザインにするためには、統一感のあるテイストとカラーにすることを意識しましょう。一つひとつの素材やカラーがおしゃれだったとしても、全体的なテイストやカラーに統一感がなくバラバラだとアンバランスでちぐはぐな家になってしまいます

たとえば、「ナチュラル系が好きだけど、アメリカンテイストも好き」といったように、こだわりを詰め込みすぎたり、賑やかにしすぎないように注意しましょう。

センスのいいおしゃれ感を演出するポイントは、メインのカラーのなかにワンポイントで差し色を入れたり、部分的にウッド調の要素を取り入れるなど、シンプルさのなかに、さりげないこだわりを演出することです。

窓や屋根でインパクトを演出する

窓や屋根のサイズやデザインによって、外観のイメージは大きく変わります。全体的にシンプルなベースにしておいて、窓の大きさや数、屋根の形でインパクトを演出すると、個性的でセンスのいい外観になります。外壁の面積に比べると、窓や屋根はほんの一部分ではありますが、驚くほど外観のイメージががらりと変わります。

たとえば、真正面の壁にサイズをそろえた小窓を並べて取り付けるだけで、窓がデザインのアクセントになり、センスのいいおしゃれな外観になります。大きな窓を取り付けると、それだけでおしゃれになりますし、開放的で明るい空間を演出してくれます。

屋根のタイプも、フラットな屋根、三角屋根、片流れの屋根など、さまざまなタイプがあります。また、瓦にするのかガルバリウムにするのかなど、素材によっても印象は大きく変わります。 窓や屋根を設備としてだけでなく、デザインの一部として設置することで、オリジナリティあふれるおしゃれな外観にできます

エクステリアと調和したコーディネートを考える

施工事例14写真

リゾートライク

センスのいい外観にするためには、建物だけでなく、エクステリアとのトータルコーディネートを意識するようにしましょう。

門や塀、ガレージなどの外構デザインを、家の雰囲気に合わせて世界観をそろえると、全体的にデザインのレベルがグッと上がります。 また、エクステリアの一部に、外観デザインのアクセントになる植物を植えると、さらに素敵な空間になります。

植えた樹木やお庭をライトアップすると、夜はまた昼間とは違ったおしゃれな空間を演出できます。

おしゃれな外観にするための注意点

緑に囲まれた平屋

おしゃれな外観にするために、デザインにこだわることはとても大切ですが、後悔しない家づくりをするためには、建物のデザインだけでなく総合的なバランスをとることがとても重要になります。

周辺の建物や景観とのバランス

家の外観には、街の景観をつくる大切な役割もあります。自分たちの家なので、まずは自分たちの好みやこだわりを大切にすることはもちろんですが、街並みや周辺環境も配慮することが、結果的にスムーズなご近所付き合いや暮らしやすさにもつながっていきます。

たとえば、周りに田畑が多い環境の場合、のどかな田園風景になじむ外観にすれば、建物だけでなくその土地の風景と家の全体が、街の景観としてデザインされます。

デザインのこだわりとコスト配分のバランス

家を建てるときの費用は、一つ一つの金額の規模が大きいので金銭感覚が麻痺してしまいます。デザインにこだわっていくと、知らず知らずのうちに想像以上にコストが増えている場合もあります。

家づくりにこだわるときは、「一番こだわりたいこと、実現したいことは何か」という優先順位をあらかじめ決めておくと良いでしょう。一生に一度のマイホームを建てるのだから、と妥協したくない気持ちはとても分かりますが、家を建てたあとに日々の家計が苦しくなってしまったら本末転倒になってしまいます。

全体的なバランスを見て、かしこくコスト配分をしていきましょう。

おしゃれなデザインと安全性とのバランス

おしゃれなデザインにこだわりすぎると、安全性の観点からデザイン案が採用されず、イメージしていた家が実現できなくなってしまう可能性があります

たとえば、大きな窓はおしゃれでデザイン的ですが、安全性の観点から見ると、大きな窓が多すぎると耐震性が下がりますし、防犯面のリスクも上がります。 また、住む地域や土地柄によって、家の機能や利便性を考慮する必要もあります。

たとえば、雪が多い地域だと雪が自然落下しやすいように屋根の勾配をつける設計にしたり、日照時間が少ない土地の場合は、採光しやすい窓を設置する必要があります。 安心安全な暮らしができるように、見た目のデザイン性と暮らしの安全性の両方が共存できるようなデザイン設計を心がけましょう。

まとめ

家に帰ってきたときに一番に目に入る家の外観は、毎日の暮らしを豊かにおくるためにも、自分好みのおしゃれなデザインにしたいものですよね。外観をセンス良くおしゃれにするためには、全体的なバランスを意識することが大切です。

こだわりをたくさん盛り込みたくなる気持ちをグッとおさえて、なるべくベースをシンプルにするように意識すると、こだわりのアクセントが引き立ちますし、長く暮らすなかでも飽きのこない愛着を持ち続けられるマイホームにすることができます。

また、お施主様の要望を実現するためには、お施主様のご希望をしっかりとヒアリングし、そのうえでイメージを具現化するデザイン力、提案力、施工力が大切になります。

オオトリ建設では、お客様一人ひとりの「自分らしさ」を住まいというカタチで実現する建築設計を行っています。あなたらしさのこもった理想のマイホームを一緒に実現しましょう。

おしゃれな家の外観事例は、インスタグラム,Youtubeで配信をしています。是非チェックしてみてください!

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この記事を書いた人

建築・インテリア学科卒の造園士×Webコンテンツクリエイター。
東京で建築、カナダのトロントで造園、その後カナダのハリファックスの大自然で植物と戯れながら、植物・庭・ガーデニングのWebコンテンツクリエイターを開始。
現在はヤシの木を主体とするドライガーデンの造園士とWebコンテンツ・ガーデニング商品の監修者としても活動中。日本での建築とカナダでの造園の経験に加え、趣味の植物やコケの収集、植物アート作りを生かして、 みなさんに植物や庭の魅力をお届けします。

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